コラム:わたしの筆箱の中身 その2 Category:筆記具 Date:2015年01月20日 前回に引き続き、筆箱シリーズ第2弾ということで紹介していこうと思います。今回ご紹介いたしますのは、シェーファーのブランペンケース。インペリアルブラスシリーズの筆記具を購入するとケースとしてついてくるものになります。 メインの筆記具はアウロラ・アスティル。何回も記事にしましたので、わたしのブログでは顔なじみの一本になっています。インクは以前混色した、アドリアンブルーを入れています。レシピはアウロラブルーとアウロラブラックを2:1。インクを純正にしましたので、よりスムーズな書き味になったような気がします。 真ちゅうは万年筆をはじめ、筆記具の軸材として一般的な素材なのですが、こと、このリリプットのように真ちゅう無垢を前面に押し出したような製品は実はあまり存在しません。表面処理の問題とコストの問題が大きいのでしょうか。リリプットは購入当初からこのブラスペンケースに入れるつもりでした。 アウロラでボールペンといえばテッシーですが、アスティルのボールペンもなかなかの名品。およそ40年前のデザインなのですが、ペン先の繰り出しギミックは必見です。唯一残念なポイントは、万年筆と同じ色(ツヤ・ラッカー)のはずなのですが、色味がかなり異なる点。ビアンキのチェレステなんか毎年色が違うようですし、お国柄でしょうかね。 訂正が効く筆記具としては、ミドリのブラスシリーズからブラスペンシルを使っています。真ちゅうの素材感をいかした弾丸型のボディがおしゃれですが、職場で使うには難があるかなということで、別のエクステンダーも考え中です。 鉛筆削りと消しゴム。消しゴムは東京の画材屋さん、月光荘のホルンマーク付き消しゴム。失恋の痛み以外はなんでも消します(月光荘さんホームページより)とのこと。鉛筆削りはDUXの真ちゅう無垢のもので、この渋い見た目がたまりません。赤青鉛筆を職場で削るときなんかには、ダイヤル機能が役に立ったりします。と、思ったよりも多くのものがあつらえたように収まっているこちらのペンケース。中身の一体感と細身な見た目が気に入っています。 PR