コラム:ファーバーカステルを金ペンに Category:筆記具 Date:2016年04月03日 先週から引き続いてこんな記事ですが、今回はずっと狙っていた休めのギロシェのニブが手に入りましたので、いよいよということで試してみました。ファーバーカステルと伯爵コレクションの両用式の万年筆のニブは、おそらくいずれもシュミット社のOEMだと思われます。ペン芯の形状まで同じなので、付け替えてみました。 クセのない、シンプルながら上質なデザインと仕上げが人気のアンビション。このレジンもそうですが、木軸や限定の軸も出ていたり、ファーバーカステルの主力の筆記具と言っても良いでしょう。 キャップと首軸はつやつやの銀色のコーティング。この辺は伯爵コレクションも、ファーバーカステルも一緒ですね。ですので、ロジウムコーティングのギロシェニブがまるでもともと付いていたかのようにマッチします。ファーバーカステルや伯爵コレクションはペリカンのようにニブユニットなので、そのまま交換できるかな?と思ったのですが、残念ながら規格が違う様子で、ニブとペン芯ごとの交換になりました。 続いてオンドロ。こちらは比較的新しいシリーズですが、早くも木軸のウッドが出たり、今年は新色のブラウングレーが発売されたりと、人気のシリーズになっているようです。 このバイカラーニブは、わたしが初めて手に入れた伯爵コレクションのペルナンブコについていたもので、とてもお気に入りの書き味。かなり複雑なバイカラーニブになっているのも特徴です。こちらもニブユニットの規格は違うようで、ニブとペン芯ごとの交換。ものによっては結構きつめなので注意が必要です。このようにファーバーカステルのニブを18kニブに交換したのですが、もとよりシュミットのニブユニットには14kのものもあるようですし、ファーバーカステルとして替えの14kニブを販売したりしても面白いと思うのですが、どうでしょうか。 PR