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コラム:ラミーのインクとニブについて



かなり前から用意していて、ずっと更新できていなかった、ラミーのインクとニブに関する記事。
ようやく時間がとれましたので、ブログに書いています。








以前は白色のグラフィーロに書いて記事にしたチャージドグリーン。
趣味文によると、日本ではチャージグリーンという名前で発売するようですね。
アルスターのEFニブに入れています。多少煮詰まったのか、色が濃くなった印象。
それでも、クリーム色のノーブルノートではやはり読みづらいですね。








ドのつく定番のブルーブラック。ラミーのインクの中ではとくに粘度が高いような
気がします。濃淡のよく出る褪せた感じのブルーブラックで、フローの良い太字で
書くと、鈍いレッドフラッシュが見られます。この黒ニブはとてもフローがよく、
シェーファーの反りニブにような、ガチニブなのにあたりがやさしい、不思議な書き味。








これもドのつく定番のブラック。インクボトルが珍しい小型タイプ。かわいらしいですね。
ラミーの14kニブは、ツイッターのほうでも何度も書いていますが、とてもすきな書き味。
ステンレススチールニブとは、形が同じだけで全く異なる書き味で、素材がちがうだけで
ここまで印象が変わるのかと驚くほど。おすすめです。








バイオレットは他のインクと違い、カートリッジ専用の色。ボトルインクは販売されていません。
つまり、ラミー唯一の吸引式である2000には入れることのできない色ということになります。
ダイアログはインクのスキップに悩まされたのですが、不思議と、コンバータよりも
カートリッジのバイオレットには合っている様子。万年筆とインクの相性は不思議ですね。
このダイアログには14kニブのFが付いています。字幅も書き味も、とてもお気に入り。
モダンなダイアログから、このふんわりと柔らかいニブが出てくるあたりが面白いです。
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