レビュー:WAHL EVERSHARP 1.18mmペンシル Category:筆記具 Date:2015年07月05日 めくるめく1.18mmペンシルの世界・・・ということで、ワールエバーシャープ社の金貼りペンシルになります。歴史を感じますねー。エバーシャープという社名は、「常にとんがった鉛筆」を意味するらしく、繰り出し式ペンシルの黎明期を感じる名前ですよね。 わたしは細身のブラスペンケースを使っているのですが、ずっとペンシル枠が未定の状態なのでその場に収まるペンシルを探していたのです、そこで今回こちらを入手してみました。 アジャスタブル・ニブは現在のジャスタスの前進のようなニブで、ニブ上のユニットをめもりに合わせて手動で動かすことでしなりを調整するという面白い機構。 ヴィンテージペンシルは回転繰り出しにしてもいろいろな機構があって、さらにはマルチペンシルなんて色物もあったりして非常に面白い世界ですよね。 内部機構を見ると本当にシンプルで、天冠を回転させることで棒が芯を押し出すというもの。シンプルゆえに故障も少ないのか、しっかりと動作するユーズドがおおいのもこのころの製品の特徴かと思います。 このペンシルは機構上、そう長い芯を使うことはできませんので、短めの芯を何個か用意しておくのが大切かと思います。芯が折れることはまずないので、思ったよりは長持ちします。わたしは真鍮製の芯ケースを購入したので、こちらもいずれ記事にしようと思っています。 PR