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レビュー:SOENNECKEN S6 マルーン



細軸が好きなわたしにとって、昔作られていた吸引式細軸の万年筆はとても魅力的です。

ワンチャーさまがたまにデッドストックを販売しているので、購入してみました。




ゾーネケンのつづりを間違えていますね。ただしくはKの前にCが入ります。画像の通り、

マルーンの色味はプロフィットレアロのマルーンにそっくりです。








カヴェコスポーツのグリーンセルロイドのシリアルナンバー001なんて、どうやって

見つけたのでしょうね。さすがに買えないお値段でしたが・・・。






キューブ状の無数の樹脂を埋め込んでリザード模様を表現したものや、すさまじい

細密さをもったヘリンボーン模様のものなど、愛好家の間では人気のあるメーカーです。






schulfullerは学童用万年筆、のような意味合いでしょうか。万年筆が学校教育の現場で

メジャーな存在であるドイツらしい刻印ですね。軸径は、現在の基準で言えば細軸の

部類に入るでしょう。インク窓は色付き透明樹脂のものが多いですが、これは透明ですね。








たまにこの時代の鉄ペンを使うと思うのが、ふにょふにょ系の柔らかいニブだなということ。

ペン芯の形状もクラシカルですね。ペン芯の先からニブまでが長く、この柔らかさなので

インクを選ばないと書けたものではありません。粘度の低いものがいいと思います。






このS6にはいろんなバリエーションがあるようで、軸色やインク窓の色など、多様な組み合わせが

あるようですね。レトロなかわいさがあるので、ぜひおすすめな一本です。
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