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レビュー:Pelikan M600 Souverän



四月も中旬に入り、桜がとても奇麗ですね。わたしの住んでいる地域でも

ちょうど桜が満開になっておりますので、休みの折に花見にでも行こうと思います。





ペリカンのスーベレーンといえば、モンブランのマイスターシュテュックと並ぶ

舶来万年筆の二大巨頭ですね。





フルハルターさんの調整されたものなど、専門店でも取扱いの多い

銘品中の銘品ですね。







カクノは、どちらかというとシャレの領域で「ü」を使っている感じですが、

このスーベレーンは正真正銘のドイツ語です。

uウムラウトは日本語の発音で言うと、「ゆ」、aウムラウトは「え」に近いでしょうか。

oウムラウトは日本語で近い発音は無いですね。

ですので、カクノは本当は「カキュノ」くらいになるのかな?

実際ドイツではどう呼ばれているんでしょうかね。少し気になります。







このインク窓的な透けている部分がこの黒軸のデザイン的ポイントだと思うのです。

吸引式の美しさを端的に表すには、どこかを透けさせるのが一番かな、と。

しかし、ここを深緑色のクリアにするのがにくいですね。一見、ただの黒軸に見えます。







シグナムは、あれはMくらいの太さでしょう・・・。

ニブユニットは単品で売っているのですが、10000円強くらいするんですよねぇ。

このM600を8000円ほどで入手したので、新品とはいえ、ニブの方が高いという。







吸引式はラミー2000に続いて二本目なのですが、こちらもいいですねぇ。

工作精度もさすがの高さ。吸引式の良さを十二分に味わえる製品だと思います。







仔ペリカンが二匹のものも、昔はあったりして、この天冠部分のデザインについては、

実はさまざまなバリエーションがあります。







このスーベレーンに関しては、太軸は細字、細軸は太字で楽しみたい、という

わたしの個人的な好みがありますので、もしもう一本入手する機会があれば、

M300系の太字を是非、手に入れてみたいですね。


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