レビュー:MONTBLANC マイスターシュテュック144 Category:筆記具 Date:2014年12月09日 漠然と、わたしはマイスターシュテュックは買わないだろうなと思っていたのですがなぜか買ってしまいました。マイスターシュテュック144になります。わたしが今まで手にしてきたモンブランはクラシックシリーズとノブレスなので、おそらく一番高価なものになります。といっても、定価の話ですが・・・。 シュテュックはまさに英語のピースで、独語ではピースケーキのことを「シュテュッククーヒェン」と言うらしいですね。最初はスティックのことだと思ってました。 マイスターシュテュック144は現在は廃盤となっており、直接の後継モデルはマイスターシュテュック・クラシック・ショパン145でしょうか。細軸、コンバーター式と共通点が多いです。 良い意味で万年筆らしいフォルムで、親しみやすいと思います。クラシックシリーズのような一癖あるニブが好きなわたしですが、このバイカラーニブも美しいと思います。 角研ぎのペンポイントはEFで、ニブの形状もあいまって、後期のノブレスに近い書き味だと思います。フローも良好で、ミッドナイトブルー(旧)の濃淡がしっかりと出ています。 伯爵コレクションのコンバーターは定価3500円と目眩がするような価格なのですが、このモンブランのコンバーターも良い勝負です。一つ注意が必要で、モンブランのコンバーターはネジが切ってある後期型と切ってない前期型があります。互換性はありませんので、お手持ちの万年筆が前期型だとちょっと苦労するかも知れません。といっても、現行のペリカンコンバーターが使えるのですが・・・。 PR