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レビュー:MONTBLANC 420



モンブランといえば古典ブルーブラックのミッドナイトブルーを

ちょっと遠くの文具店で発見してしまい、確保してしまいました。

いつかは無くなってしまうと思うと少し寂しいですね。




現行品はインクくらいしか持っていないわたしですが、廃盤万年筆はそこそこ持っています。

本日はモンブランのクラシックシリーズから、420万年筆のご紹介です。






ノブレスなどの製品はともかく、モンブランの万年筆で両用式はあまり見かけません。

吸引式こそ万年筆の醍醐味、という考えがあるのでしょうか。入門版モデルのような位置づけの

420も吸引式になっています。






このころのモンブランの万年筆というと、黒、赤、あとは緑などが定番カラーで、

220のようなマットブラックなどの面白い仕上げのものも作っていました。






24はしなりのある柔らかいニブをフーテッドにすることで抑え、フレックスはしないけれど

しなるという面白い製品でしたが、こちらの420はそもそもあまりしなりません。

柔らかさでいうと 24>220>420ですが、フレックスでいうと220>420>24でしょうか。






こうしてキャップを付け替えてみると、同じ黒色の樹脂軸ですが、仕上げの違いで

表情がかなり違うのが分かります。クラシカルな420とモダンな220といった感じ。




やはり万年筆の心臓部はニブユニットですね。軸の形状は全く同じでも、ニブがここまで

個性的だと集める楽しみが大きいです。蒐集気質のある人はご注意を・・・。

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