忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

レビュー:LAMY dialog3 その1



前回キャップレスの記事を書いたときに、「キャップレス万年筆の技術にはパイロット社に

一日の長がある」としていますが、実際はどうなのでしょうか。ラミーのダイアログ3です。




キャップレス万年筆はギミッキーな筆記具の多いラミー社のイメージにもあっていますね。

パイロットのキャップレスはノック式、こちらはツイスト式になっています。






レビューブロガーとしては、やはり二つを比較してみたくなる訳でして・・・。また、

やはり一ラミーファンとしてはダイアログ3はずっと気になっていた万年筆だったのです。






ダイアログ3を見回してみると、やはりラミー・ピコとデザイン上の共通点が見て取れますね。

フランコ・クリヴィオ氏はスイスのシューレンの生まれ。現在は欧州の複数の大学で

教鞭も取っているらしいです。






どことなくテッシーに似たダイアログ1、収納式のクリップが面白いダイアログ2。

そしてこのキャップレス万年筆のダイアログ3ですが、わたしとしてはギミッキーで面白い

ペンシルのダイアログ4を御願いしたいですね。






ラミーの金ペンは始めて使いましたが、どちらかというとフローで書かせるイメージのある

硬めの鉄ペンとはかなり印象が違います。同じ形状でも材質が変わるとここまで

柔らかく、しなるようになるのかとちょっとびっくり。






これだけ小さいクリップでも、しっかりバネ式で上の画像のように機能します。

2000もそうですが、ラミー社はクリップに並々ならぬコダワリを持っているような気がします。

このダイアログ3のクリップも、それだけでないギミックがありますが、それは次回。






上の画像を見ると、ペンポイントは三角研ぎになっているのが分かります。

わたしの好きな書き味の万年筆は大概がこの研ぎ方なので、ラミーの金ペンはわたしに

合っているのかも知れません。
PR