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レビュー:LAMY cp1



ラミー2000の妹分といえば、このcp1でしょう。cylindrical penの頭文字をとった、

まさに円筒形の軸が特徴な万年筆です。






細軸好きでラミー好きなわたしとしては、ある意味外せないペンなのですが、紹介が遅くなって

しまいました。インクは涼しげにターコイズを入れてみましたよ。






cp1にはマットブラックのラッカー軸(ステンレスニブ)とこちらのプラチナコーティングの

2種類がラインナップしています。過去にはホワイトのラッカー軸や、

スターリングシルバーコーティングの軸もあったそうですよ。






ローラーボールは過去のシリーズにはなく、現行シリーズから新たに仲間に加わった

バリエーション。これでcp1でペンケースを占めることができるようになったわけです。

ツインペンにはプラチナコーティングがないのですが、マットブラックなら

お揃いでそろえることもできます。






1970年代といえば細軸万年筆の全盛の時代で、モンブランからはノブレスが、ペリカンからは

シグナムが、アウロラからはアスティルがでていたりと、このcp1の仲間がたくさんいます。

現在でも生き残っているのはアスティスとcp1くらいでしょうか。






国産より太めと言われることが多いラミーですが、このEFはセーラーでいう、中細くらいの

字幅だと思います。わたしがたまらなく好きな字幅ですね。






軸のパターンがより、その細さを強調させているのか、実際はそこまで極細な軸ではないのですが

ちょうどグリップしやすい絶妙な細さと重みで、書いていて疲れません。

唯一金色をしているニブのスリット部も含めて、非常に美しい、完成された万年筆だと思います。
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