レビュー：GRAF VON FABER-CASTELL パーフェクトペンシル Category:筆記具 Date:2014年02月27日 勢いで買っちゃったあるモノとはこれです。 パーフェクトペンシル・プラチナコーティング。 世界一高価な鉛筆としてその名を轟かせる、伯爵コレクションのフラッグシップです。 （スターリングシルバーの方が高価なので、厳密にはこれは二番目ですが。笑） ファーバーカステルのパステルや色鉛筆も相当有名ですよね。 中学校の美術の先生が愛用していたのを良く覚えています。 ファーバーカステル社も、このパーフェクトペンシルの鉛筆部分は 「リフィル」とかなり言い切った呼び方をしています。 ちなみに、このリフィルですが、通常の鉛筆より径が太いので パーフェクトペンシルのシャープナーじゃないと削れないです。 もし合うシャープナーを知ってるよ！という方がいらっしゃれば教えてください。 エクステンダーを後ろにポスト。うーん、まだバランスが良くない気がします。 やっぱりもうちょっと使ったあとの方が格好がつきますね。 キャップのしっぽ部分を引っ張るとシャープナーがお目見え。 旧モデルはネジが切ってあったらしいですが、現在のモデルははめ込みになっています。 旧モデルはエクステンダーに爪があったらしく、現在でもほしがる人が多いみたいですね。 クリップはバネ式。心地よい留まり具合です。 うーむ・・・なんとも筆舌に尽くしがたい美しさです。 LAMY2000の機能美の固まりのようなクリップはもちろん好きですが、 伯爵コレクションのどこか艶かしいクリップも大好きです。 スターリングシルバー無垢って結構重いよなぁ・・・。 やっぱり以前あった、シルバーコーティングモデルあたりが、 わたしのような小市民にとっては、財布に優しく 銀のエイジングが楽しめていいと思うのですが、どうでしょうか、伯爵様。 消しゴムにはキャップ。このキャップだけで6000円くらいしてしまうという とんでもない価格設定と商品展開。 ある意味、伯爵コレクションだから罷り通っているような所はあると思います。 お値段はお高いにしろ、このパーフェクトペンシルは各部品が 個別で注文できるようになっているので、長く使う分にはうれしい心配りです。 弟分の9000番パーフェクトペンシルと。コンセプトは一緒でも 全然別の商品ですね。9000番パーフェクトペンシルはあくまでも、 鉛筆が主役の製品だと、個人的には思いますが、 パーフェクトペンシルはエクステンダーが主役ですよね。 もちろん、鉛筆そのものもすばらしいのですが。 「終わり」が目に見えるのが鉛筆の特徴。 詩的な表現をするなら儚さでしょうか。 使い切ってすっかりちびてしまった鉛筆を、思い出と一緒に 大切にデスクの一角にしまっておくのも、それはまた良いですよね。 PR
