レビュー:CROSS スパイア ブラックキャビア ボールペン Category:筆記具 Date:2014年05月04日 割と大雑把なイメージのあるアメリカ筆記具ですが、こと、クロス社の製品にはどことなく繊細さを感じます。こんばんわ、sepdectryです。 特に、歴史的銘品クラシックセンチュリーボールペンにはある種の気品が漂っています。そんなクラシックセンチュリーの後継製品のスパイアはどうでしょうか。 クラシックセンチュリー、スパイア、クリックなどの細身のボールペンは、本当におすすめの製品です。これから社会人になるし、一つ良い筆記具を持ちたい・・・。という方には、パーカーかクラシックセンチュリーが良いかなと思います。 ペン先にガタつきが全くないため、速記しても文字がぶれません。こういうところもやたらとメモすることが多い新社会人におすすめなポイントですね。後は細身でメモ帳に差しやすい点でしょうか。 スパイアではこのブラックキャビアがわたしの一押しです。ラッカー軸やゴールド、シルバーの軸もあるのですが、意外と光沢のあるメタルの黒軸って珍しくないでしょうか? 細軸筆記具はグリップ感が問題なのですが、このスパイアはダイヤ型のパターンが違和感無くグリップ感を高めてくれています。ローレットほど指に食い込むわけでもありません。先端部にパターンが無いのも、全体を引き締める効果があって良いですね。 キャップを回転させてリフィルを押し出す方式だと、どうしても細いリフィルが動くことになり、筆記時にガタつきが生まれていまいますが、このスパイアはリフィル自体は本体のバレルにねじ込み固定され、実際に動くのはこのバレルなのです。 このスイッチ・イットもペンシルとしても使える、というレベルを遥かに超えた、本当によく考えられた製品ですので、近いうちに是非レビューしたいと思います。 PR