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レビュー:AURORA 88 DuoCart



技術の過渡期には色んな発想の製品が出ては消えて行きますが、今回ご紹介するのも

そんな枝の先端、もう枝分かれすることのないであろう製品です。





ビンテージのアウロラ万年筆はもともと一本欲しかったのですが、かなり御安い値段で

入手できたので、その部分でまず満足しています。











他にも、ファーバーカステルのビンテージ、すなわちオスミア=ファーバーカステルの


万年筆も一本欲しいのですが、そちらはさらに出回らない有様。手に入るのはいつになるやら。









アウロラ88(オッタントット)は言わずと知れたアウロラ社のベストセラー万年筆であり、

近年もその復刻版が販売されていることも知られていますが、当時このような発想の

万年筆が作られていたことはあまり知られていないかも知れません。









アウロラ88デュオカートで検索すると、海外のページがヒットし、これが本来はどんな万年筆で、

どのようなカートリッジインクを使用するかが分かります。いったいこういう

カートリッジインクにどんなメリットがあるのかは正直判然としないところではありますが。









デュオカートであることはともかくとして、ニブ自体は上に反った、心地よい弾力の

フーテッドニブであり、流線型の軸とも相まって非常に美しい万年筆です。









現状、とりあえずはまっているカヴェコのくにょくにょコンバータ(仮名)を使用している

状態ですが、インク漏れの危険もありますし、推奨は出来かねます。

と言うより、日本にどれだけデュオカートの万年筆があるかも疑問ですが・・・。

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