レビュー：無印良品 アルミポケット万年筆 Category:筆記具 Date:2015年11月15日 シュミット社のニブを持っている万年筆はどうしても書き味が想像できてしまうので高級なものはあまり買えないのですが、このアルミポケット万年筆くらいなら買えてしまいます。現行の無印良品の万年筆は二種類。アルミ丸軸万年筆とアルミポケット万年筆です。店舗によっては、アルミ丸軸万年筆しか置いていないところもあるかも知れません。アクリル万年筆やポリカーボネート万年筆は廃番品になりますが、評判のいい製品です。こちらのアルミポケット万年筆はどうでしょうか。 オート社はこうしてみると、OEMの供給元として評価されているようですね。手頃な価格で作りが良いのは確かに見て取れます。ちなみにアルミポケットシリーズは万年筆の他にボールペンやシャープペンもラインナップしています。 このようなキャップをポストして長さを稼ぐミニ万年筆は、軸とキャップのガタつきがモロに書き味に影響を及ぼすのですが、このアルミポケット万年筆はあくまで及第点といった感じ。完璧ではありません。 モンブランのショートカートリッジは使えませんでした。微妙なカートリッジの太さの違いが影響しているのでしょうか。カヴェコのカートリッジはかなりきついですが使えなくはないかな・・・。シュミット社のニブは今回は当たりらしく、この価格とは思えないくらいスラスラ。フローもちょうどいいです。 たとえば本当にこの製品が好きで、あたりを引くまで買えるなら、自分で調整ができるならいいのですが、最初の一本なら、わたしはカクノの方がおすすめかな、と思います。 PR
