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レビュー:プラチナ万年筆 プレピー 0.3



意外にもまだレビューしていなかった品、プラチナのプレピーです。

パイロットのカクノと並んで、国産低価格万年筆の定番になっていますね。




いまやどこでも売っているカクノですが、プレピーはなかなか見かけません。

プレジールの方がよく見るかなという感じ。

あちらは金属軸ですが、チープなプレピーの方が好みです。






カクノが1000円で、もちろん素晴らしい出来映えなのですが、その5分の1という恐ろしい

低価格製品です。割り切るところを割り切ればここまでできるという心意気が感じられます。






ザ・チープと言うべきこのプラスチッキーな外見。せめてこのプリントを剥がしやすく

戻していただきたいですが・・・。






カクノのニブがカリカリ系でフローで書かせるタイプだとしたら、このプレピーは

しなりで書く、万年筆らしい万年筆と言えるかも知れません。

この書き味の虜になる人も多いという話です。






0.2のプレピーは製品ページをみていただくと一目瞭然ですが、軸のカラーリングや

ニブの色が異なります。極細ということで、手帳筆記などの用途に使いやすいとのこと。






プラチナのブルーブラックはボトル、カートリッジともに古典インク。耐水性があります。

乾燥が大敵ですが、スリップシール機構搭載のプレピーなら、ある程度安心して使えます。




非常に楽しい万年筆で、お勧めしない理由はないですが、唯一の欠点は入手性の低さでしょうか。

カクノと比べると専門店にしかないイメージです。



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