レビュー:セーラー万年筆 プロフィットレアロ Category:筆記具 Date:2015年04月10日 いつの間にやら、当ブログも60000ヒット。日頃のご愛顧ありがとうございます。割とあきっぽいわたしがここまで続くとは思ってなかったです。これからも宜しくです。さて、わたしは国産万年筆ではセーラーが一番合っているようです。そこで、セーラーの吸引式万年筆である、プロフィットレアロはずっと気になっていました。 レアロとプロフィット21の違いは、見た目はインク窓と尾軸のトリムの位置の違いのみ。これは吸引式にするために必要なデザインの変更なので、大きさや大部分のデザインはプロフィット21を元に作られている事がわかります。 以前ご紹介した、蘇芳色の色鉛筆の英名がmarronでしたので、直訳は栗色なのでしょうが、色としてはマルンは蘇芳色に近いのでしょう。黒と金の、いわゆる仏壇カラーの万年筆を見慣れているせいか、この色の組み合わせは新鮮に、美しく映りますね。 このインク窓からちらっと覗くインクが美しいですね。モンブランのインク窓はブルーやイエローなどの色が入った樹脂でしたが、こちらは透明樹脂なので、インクの色そのものが透けて見えます。オリジナルインク、フアナの色味と軸色が相まってとても綺麗です。 このシャリシャリ感が、わたしがセーラーを好きな所以でして、適度な紙面との摩擦を感じられた方が字が整うような気がするのです。癖字は直りませんが・・・。 プロフィット21長刀研ぎと並べて。ニブのサイズも同じなので、このレアロにも長刀研ぎの展開があります。字幅は通常のF、M、Bと、長刀研ぎのMF、M、B。MFが通常のものにないのがちょっと残念ですが、Mの書き味を発見できたので良しとします。 PR