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その後:伯爵コレクション ペルナンブコ



ペルナンブコはわたしがおそらく初めて万年筆として意識した万年筆です。

確か高校生のときに鉛筆を探していて、なんだこの凄そうなのは!と思った記憶があります。




そこから何年かして、わたしの手元にやってきたペルナンブコ。そこからは見て感動、

触って感動、使って感動といった感じで、毎日ニコニコしながら使っています。






当時から今に至るまで、28000円というのはまさに破格だと思います。並品ということで、

木材部分に小さなクラックがあるという話でしたが、ほとんど目立ちません。

これを「クラックがある」と商品説明にちゃんと書いているのは素晴らしいですね。






個人的にはシルバーコーティングの方が良いと思いますが、廃盤なので入手困難です。

このペルナンブコの深い色味といい、たまりませんね。ペルナンブコはボールペンと

ペンシルも持っていますが、ローラーボールはまだ手に入れておりません。






このニブはペリカンのOEMであるという話ですか、スーベレーンで言えば400や600ではなく、

300や1000のようなタッチのニブだと思います。18kロジウムコーティングの美しさを

バイカラーでしっかりと楽しめます。






ブルーブラックがほとんどを占める中、紫色の没食子インクはとっても珍しく、

そんな二色を混色してみたのがこちら。褪せた青色の中にかすかに紫が混ざるような色で、

勝手に「夜の帳」なんて名付けたりしています。ペルナンブコと一緒に、

一日の終わりにゆっくりと日記をしたためる・・・そういった用途に向いた色だと思います。
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