その後:プラチナ18kスタンダード&カーボンブラック Category:筆記具 Date:2014年08月10日 ちょっと記事に間が空いてしまって申し訳ありません。が、この八月から九月にかけては、記事を書けるかどうかちょっと分かりません。ご了承ください。没食子インクに漠然とした不安を抱えていたのと同様に、顔料インクにも同じような不安を持っていました。メンテナンスの大変さ、乾燥したときの厄介さなどなど・・・。まずはやはり、この問題でしょう。顔料インクは耐水性の良さが魅力のひとつですが、裏を返せばペン先のドライアップにはナーバスにならざるを得ないということです。プラチナ社はこの問題に対して、スリップシール機構という解決策をすでに与えていますが、このスタンダードでも特筆するような問題は起きていません。 勘合式故に、ペン先は常に気圧の変化と隣り合わせなので、キャップを外した際にペン芯のインクが引っ張られるのか、インク漏れが発生します。わたしは首からさげて使用しているのですが、衣服の汚れなどには注意したほうがいいでしょう。 お世辞にも質が良いとは言えない、ざらざらの再生コピー用紙にもにじみなく筆記ができるのはさすがといったところ。職場ではそんなに良い紙を使っているわけではありませんので、万年筆を仕事で使う際にはインクは気をつけるポイントです。 このぎらつきはカーボンブラック特有のものなのか、セーラーの極黒を使う機会があれば比較してみたいですね。 PR