その後:エラボー編 Category:筆記具 Date:2014年03月27日 その後シリーズ第二弾はエラボーです。 エラボーを買わなかったらここまで筆記具にハマることも無かったかもしれません。わたしは弾力のある細字が好きなのですが、そういう嗜好の形成も、このエラボーはかなり寄与していると思います。 もちろん、ゆっくり手紙を書くのにもいいですよ。実際、メモ書きにも手紙にもエラボーを使っていますが、書き方がダイレクトに文字に現れる万年筆だと思います。 はじめてエラボーで書いたとき、感動して心が躍ったのを覚えています。「ここまで良いものなのか」と。その感想は今でも変わっていません。掛け値なしにおすすめの製品です。 月夜を入れているわたしですが、たまに軸を外してコンバータを出して眺めてしまうほどです(笑デモンストレータのようなクリア軸もいいのですがインクの美しさを楽しむのにはこちらも十分です。 書き手の表現をダイレクトに紙面上に伝えられる反面、ニブはデリケートです。わたしは金属軸を買ったのですが、軽い樹脂軸よりも、重めの金属軸の自重を生かして、すらすらと書くことでも十分強弱が楽しめます。もちろん、定期的なメンテナンス覚悟で、フレックス風の使い方をすることも必ずしも悪いとは言い切れないのですが。自分の使い方に自分で責任を持つことが万年筆を使う上で大切だと思います。 PR