レビュー:YARD・O・LED BLUEBLACK Category:インク Date:2014年12月24日 世の中はクリスマスだなんだとうるさいのですが、わたしは敬虔な仏教徒なので関係ありません。本日も楽しくインクのレビュー記事を書いていこうと思います。さっそく、ヤード・オ・レッドのつづりを間違えてしまってお恥ずかしいのですが、以前からちょくちょく「月夜と似ている」「ヤード・オ・レッド系のブルーブラック」と書いてきた、まさにそのヤード・オ・レッドのブルーブラックのご紹介です。 ビクトリアン、エドワーディアンはそのまま、ヴィクトリア女王、エドワード7世の統治時代を指します。特徴としては華美で重厚なビクトリアン、洒脱ながら軽やかなエドワーディアン、という感じでしょうか。ちなみにリージェントなんてシリーズもあります。これはダイアミンのインクの記事でも書きましたが、ジョージ4世の摂政時代ですね。1ヤードはおよそ0.91メートルですから、ヤード・オ・レッドの繰り出し式ペンシルはかなりの長さの芯を保持することができます。理論上は・・・。実際は芯を入れるスペースが小さく、芯が入ったまま出て来なくなったりするらしいですが。液オンスは聞き慣れない単位ですが、ヤード・ポンド法の容積の単位であり、カクテルグラスの用量が3液オンスだったりするらしいです。 写真を見ても、スキャン画像を見ても、色彩雫の月夜との違いはわずかです。強いて言えば、レッドフラッシュする月夜に、しないYOLのブルーブラックと言ったところ。 月夜は好きだけど、シャバシャバすぎてにじみが気になる!という方は、このYOLのブルーブラックを試してみても良いかも知れません。お値段は月夜の方がよっぽどお得なのですが・・・。月夜、青墨、そしてこのブルーブラックと、いわゆる月夜系統のブルーブラックも増えてきました。深海系統のブルーブラックはそもそも深海を持っていないのでいかんとも言いがたいですね。手に入れちゃおうかな・・・。 PR