レビュー:Pelikan Blueblack Category:インク Date:2014年04月07日 この写真はパートカラー(色抽出)の昨日で青以外をモノクロにして撮ってるのですが、カクノのキャップがちょっと残念な感じですが、割と面白いです。 カメラレンズの世界も奥が深いわけでして、わたしは単焦点レンズでブログ用の画像を撮っているわけですが、物撮りをするとなるとマクロレンズが欲しいんですよねぇ。みなさんに、より印象的な画像を御見せできるように努力したいと思います。 罫線の読み方を実は、今の今まで知りませんでした、お恥ずかしい。「けいせん」なんですね。勝手に「かけせん」かと思っていました。 水にゆらぐインクのような模様が入っているのが新パッケージです。それにしても、舶来ボトルインクでしっかり62.5mlも入って1000円しないのはお買い得ですよねぇ。エーデルシュタインでも十分お買い得だと思うのですが。 古典インクにも、色そのものが落ちにくいものと、水にぬれても筆跡が読めるものの二つがあるようですが、こちらは後者ですね。色は落ちていますが、筆跡はしっかり残っています。ちなみに染料インク代表はタンザナイト。 耐水性があるということには、一定の需要があると思うのですが、メーカーは古典ブルーブラックの製造から撤退しているのが現状です。顔料インクに手を出すという方法もあるにはあるのですが、鉄分のおりなす絶妙の発色そのものに魅せられる人も多いので、難しいところです。 古典ブルーブラックから通常の染料インクへの乗り換えが進んでいる原因がこれで、逆に古典インクが主流だった当初の扱いの難しさが、そのまま万年筆の気難しいイメージにつながってしまっている、とも言えると思います。 個人的には、そこまでナーバスになる必要もないかなと思いますけどね。過去と比べて、現在の万年筆はキャップ内の気密性も格段にあがっていますし。ちなみに、ペリカンのボトルインクは立てることで残り少なくなっても吸引しやすくなっています。スーベレーンなどの吸引式が主流のメーカーらしい気配りですね。 出来れば、ペリカンの軸に入れたいところですが、わたしが唯一所有しているペリカンのシグナムには、えらく気に入っているアンバーを入れているので現状、入れる軸が無い状態なのです。勘合式のシグナムに入れるのは、ちょっと怖いですしね。 PR