レビュー:LAMY バイオレット Category:インク Date:2016年01月31日 ラミーのターコイズを買った文房具屋さんは、ラミーのカートリッジインクも扱っておりまして、そこで今回はバイオレットを購入してみました。ボトルインク派の皆さまには、ラミーのバイオレットは馴染み薄いインクかもしれません。といいますのも、わたしもボトルインク派でして、ラミーにバイオレットなんかあったっけ?なんて、失礼なことを思っていました。 といいますのも、このバイオレットはラミーのボトルインクにはラインナップしていない、カートリッジインク専用の色なのです。昔は限定で、オレンジ色のカートリッジもあった、なんて話を聞いたことがあります。 バイオレットといえば、エルバンのヴィレオパンセ、という感じですが、あちらはパンジーの紫という意味で、若干違うようです。が、実はパンジーもスミレ属に属する植物でして、広義ではおなじと言えるかもしれません。 少しずつ青みが出てくる、といいましても、全体的には紫です。青紫というほど青みがあるわけではありません。シェーファーのパープルは、文字どおり青紫でした。 光の当て具合や見る角度によっても、青みが強く見えたりして面白いです。カートリッジですが、ラミーの万年筆との相性はさすがに良く、フローもしっかり、濃淡もはっきりと出ます。ボトルインク派の人も、試してみてはいかがでしょうか。 PR