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レビュー:Kaweco セピア



セピアはそもそもイカスミという意味で、過去にはイカスミを原料にしたインクが実際に

使われていたこともあったらしいですね。現代では万年筆博士ブランドで

イカ墨セピアが売られています。





そういう意味では万年筆との親和性も高いセピア色ですが、いざインクとなると

実はあまり無いのが現状です。カヴェコのセピアは有力な選択肢の一つ。





ヨーロッパ互換のカートリッジとほぼ寸法が同じ小型コンバータが、スポーツ万年筆用として

販売されていたのですが、製造元の倒産だとかで、現在入荷がストップしています。







もちろん国産のカートリッジインクに比べるとべらぼうに高いですが、舶来なら

まぁこんなものかなと納得出来てしまうのが恐ろしいところです。







実際にイカスミを使用したセピアインクは、匂いがキツかったり日持ちしなかったり

粒子が粗いために扱いが難しかったりするらしいのですが、このカヴェコのセピアは

もちろん通常の染料インクのため、そんな心配はありません。







土用との比較がこちら。かなり濃い茶色の土用とはかなり差があります。

カヴェコのセピアはかなり、わたしの思い描くセピア色のイメージに近いです。







趣味の文具箱vol.30でも紹介されていましたが、カヴェコのボトルインクが発売になっています。

確かにカートリッジインクよりはお買い得なのですが、30ml2000円という価格設定は

どうかと思います。75ml4000円の伯爵コレクションよりも高いってどういうことですか・・・。





最後は値段への愚痴になってしまいましたが、色は素晴らしいですしおすすめのセピアです。


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