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レビュー:色彩雫 月夜



その詩的な美しさで、そのものが大人気の色彩雫シリーズの、堂々人気ナンバーワンに
君臨する、「月夜」。ほかの色を扱っていないお店でも、月夜は売っている、ということも。







海外の動画ですが、「例の動画」で通じてしまうほど有名になったのが、改造した
ナミキ・ファルコンをフレックスさせ、月夜を使って美しい文字を書いていく動画。
一時期はエラボーも月夜も品薄になってしまうほどの影響力がありました。







実は、東京限定でもう3色あったらしいのですが、現在は手に入れることはできません。
ちょっと残念ですが、それでも万年筆用インクで24色というのはとんでもない
ラインナップの多さ。かなりインク沼にはまっている方でも、まだ持っていない色が
ある、という方も多いでしょう。







もともとはミニボトルセットは限定販売だったらしいのですが、現在は好きな3色を選び、
きれいな化粧箱に入れて送ってくれるそうで、これでずいぶん敷居が下がったような
気がします。美しい色々を手軽に楽しめるのもいいですね。








同じく、色彩雫の「深海」とは趣の違うブルーブラックで、他のメーカーでいうと、
ウォーターマンのミステリアスブルーや、ヤードオレッドのブルーブラック、
セーラー万年筆の青墨のような、緑味の強いブルーブラックになっています。
また、筆記時は青が強く、乾くに連れて緑が強くなる、緑変が見られるのも特徴。
クリーム色のノーブルノートで筆記すると、これがまた月夜、といった感じで
とても美しいのでオススメです。
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