レビュー:色彩雫 月夜 Category:インク Date:2015年12月28日 その詩的な美しさで、そのものが大人気の色彩雫シリーズの、堂々人気ナンバーワンに君臨する、「月夜」。ほかの色を扱っていないお店でも、月夜は売っている、ということも。 海外の動画ですが、「例の動画」で通じてしまうほど有名になったのが、改造したナミキ・ファルコンをフレックスさせ、月夜を使って美しい文字を書いていく動画。一時期はエラボーも月夜も品薄になってしまうほどの影響力がありました。 実は、東京限定でもう3色あったらしいのですが、現在は手に入れることはできません。ちょっと残念ですが、それでも万年筆用インクで24色というのはとんでもないラインナップの多さ。かなりインク沼にはまっている方でも、まだ持っていない色がある、という方も多いでしょう。 もともとはミニボトルセットは限定販売だったらしいのですが、現在は好きな3色を選び、きれいな化粧箱に入れて送ってくれるそうで、これでずいぶん敷居が下がったような気がします。美しい色々を手軽に楽しめるのもいいですね。 同じく、色彩雫の「深海」とは趣の違うブルーブラックで、他のメーカーでいうと、ウォーターマンのミステリアスブルーや、ヤードオレッドのブルーブラック、セーラー万年筆の青墨のような、緑味の強いブルーブラックになっています。また、筆記時は青が強く、乾くに連れて緑が強くなる、緑変が見られるのも特徴。クリーム色のノーブルノートで筆記すると、これがまた月夜、といった感じでとても美しいのでオススメです。 PR