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レビュー:色彩雫 山葡萄



パイロットの色彩雫シリーズは海外でも人気で、「Pilot Iroshizuku Ink」として販売されています。

わたしのよく利用するcultpensさまでも売られており、本日ご紹介する山葡萄は、

「Crimson Glory Vine」となっています。




調べてみると、「Crimson Glory Vine」はそのまま、山葡萄の英名でした。

イギリスの有名な薬草園でも栽培されているほど、栄養価が高い果物です。




ブルー系は月夜、松露。モノクロ系は竹炭、霧雨。オレンジ系の冬柿に、この山葡萄と

一番最初に月夜を買ってから、だんだん色彩雫も増えてきました。考えてみれば、

この世界に足を踏み入れるきっかけも月夜だったので、感慨深いものはあります。






色の系統の似たインクとして、色彩雫の躑躅がありますが、こちらはピンク系。

山葡萄は落ち着いた印象のパープルですが、躑躅は派手なピンク色のようです。






同じくシャバシャバ系のエーデルシュタインも非常に味わい深い濃淡が出ますので、やはり

粘度の低いインクの方が、にじみやすい分濃淡が楽しめるのでしょうか。






まさにこの山葡萄の色は和色の「葡萄色」に近く、外国圏でいう、「ワインレッド」や

「バーガンディ」に近いようです。この葡萄色を少し茶色目にした「葡萄茶」や

さらに赤みを強くした「紅葡萄茶」なる色もあるようです。






古来から日本では紫色は高貴な色として扱われてきましたので、レトロな色味の

クリーム色系のノートで使うとより色が映えるような気がします。
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