レビュー:プラチナ万年筆 カーボンブラック Category:インク Date:2014年07月06日 カーボンブラックを入れた18kスタンダードですが、現在特に問題は起きていません。 セーラーも顔料インクを出していますが、出来れば比較をしてみたいですね。特に、青墨は特徴的な色をしているらしいので。 染料インクの粒子は細かく、紙の繊維に染み込むのに対して、顔料インクは粒子が荒く、紙の表面に乗るような感じらしいです。それゆえ、にじみが発生しないんだとか。 今回は手軽にカートリッジインクを買いましたが、もちろんボトルインクも発売しています。カートリッジにはプラチナ万年筆のものらしく、ステンレスボールが付いていますので、たまにボールが動く音がします。 この光沢のあるなしはセーラーの極黒とかなり差があるらしく、好みのわかれるところです。青墨とプラチナの顔料ブルーはそもそも色がかなり違いますね。 このフローの良さは意外でした。この辺はプラチナ万年筆の研究のたまものでしょうか。今回はノーブルノートに書きましたが、再生紙の安っぽいコピー用紙などでもにじみは出ませんので、本当に高性能なインクだと思います。 このにじみと濃淡のなさは、ともすれば万年筆としての味を損なってしまうような気もするのですが、わたしは実用筆記具として万年筆を使うためにも、必要なインクであると思います。 PR