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レビュー:ダイアミン Regency Blue



続いて、ダイアミンのアニバーサリーコレクションのブルーをもう一つ。

先だって紹介した1864ブルーブラック、このリージェンシーブルー、そして

ブルーベルベットと、なんと3種類もブルーがラインナップされているのもすごいですね。




一筋縄ではいかない色が多いダイアミンですが、このリージェンシーブルーもまた、

何ともいえない青色です。こればかりは買ってもらって使ってもらうのが一番分かりやすいかと。




いきなりレビューブログの仕事を真っ向から放棄するようなことを書いてしまったのですが、

このリージェンシーブルーの色味を言い表すなら、アウロラブルーや摩耶ラピスを

煮詰めるとこんな感じになるかな?という色です。純度の高い青色を、そのまま濃くしたような。






ジョージ4世はハノーヴァー朝第4代目の王で、同時にハノーファー王国のゲオルク4世でも

ありました。この頃のイギリスはドイツの一領邦と同君連合状態だったわけです。

それが分かれるのがかのヴィクトリア女王のときで、ハノーファー国王としては

エルンスト・アウグスト1世が即位しています。これはハノーファー王国が

女性の王位継承を認めていないからで・・・なんて、語ると長くなってしまいますね。






脱線を戻しまして、リージェンシーブルーは深みのある青色ですが、若干の赤光がありますので

わずかに紫色にも見えます。大変高貴で美しい色と言った感じ。モンブランのパトロンシリーズ

プリンス・リージェントにも同様の深みのある青色が使われています。

ジョージ4世が高貴で深みのある人間だったかはともかくとして、リージェントの名は

各地に残っており、ロンドンのリージェントストリートのカーブ具合が

髪型のリーゼントの語源になっていたり・・・いろいろ面白いですね。






スキャン画像よりも写真の方が分かりやすいと思いますが、1864ブルーブラックが

若干褪せた色味になっているのに比べ、リージェンシーブルーは彩度のある青ですね。




こうなってくると、3種類目の青のブルーベルベットも気になってくるぞ・・・。

これ以上青色を増やしてどうするんだという感じもしますが。



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