コラム:インクの混色について Category:インク Date:2014年06月12日 どんな世界にも御法度というものが何個かあり、万年筆にとっては「インクの混色」がこのうちの一つであるというのが定説ですね。が、混ぜちゃいました。 スカビオサとサリックスって、どうも混ぜたくなるインクだと思うのはわたしだけでしょうか。同一メーカー、没食子、青と紫・・・。うーん、混ぜてみたい! ただ単に鮮やかな青紫になるわけではないのが没食子インクのひと味違うところですね。あくまで1:1なので、スカビオサとサリックスがある限り作れます。 いくら個体差があるとはいえ、伯爵コレクションペルナンブコのFとペリカンシグナムのEFはさすがに承服しかねる太さです。シグナムなんて、国産ならMレベルの太さです。 ボトルは某王国さまのオリジナルスポイトボトル。青色に染まったスポイト部分がなんとも神秘的な美しさですね。このボトルはおそらく、お友達からインクを分けてもらったりするためのものだと思います。案外スポイトが便利。 没食子インクとしての性質はしっかり持っています。そろそろ机に落ち着いてノートを取る機会が増えてきますので、その際の常用インクにしようかと考え中。第二案はミッドナイトブルーなんですけどね。 もしかしたら問題が起こるかもしれませんが、わたしはたぶん起こらないと思います。あくまで希望的観測なのですが、最近は万年筆の性能もあがってきていますし。 PR