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レビュー:神戸派計画 GRAPHILO



めっきり涼しくなって、最近は長袖で活動しています。このブログをはじめたのが

今年の1月末ですから、もう8ヶ月近く経ったんですね。早いです。




リスシオ・ワンやこのグラフィーロなど、紙製品も気になるものが多いです。

万年筆からはじまり、インクに続き、紙へと沼は続いていくのですね。




いつもは一つの筆記具で記事を書くのですが、今回は紙ということでいろいろな

字幅、インクで書いています。これはミッドナイトブルー(古典)。字幅は舶来EF。






表面はつるつるとしていますが、どちらかと言うとノーブルノートの方がつるつるしています。

コシのある、目のつまった紙という印象。ツバメノートやノーブルノートのように、

透かしてみてすの目模様が見える訳ではないので、フルース紙ではないと思います。

HPにある通り、文字の輪郭がはっきりとした独特の筆跡。こちらは月夜。字幅SFです。






といいつつも、A5サイズで64ページのノートが800円ですので、なかなか普段使いし難い

価格ではあります。しかし、この書き味と美しくも独特の発色を楽しみながら

勉強できるなら・・・と考えてしまいます。これは青墨にMF。






個人的には、このアスティルにエーデルシュタイン・アンバーの組み合わせが

最も書き味が良いと感じました。字幅はMで舶来なので少し太め。

丸めのペンポイントと弾力あるニブで、シャバシャバ系のエーデルシュタイン。

えも言われぬ書き心地でした。濃淡もはっきりと出ています。




まだ乾いてないんじゃないか?と勘違いしてしまうほど、インクの瑞々しさが感じられる色。

便せんや一筆せんがラインナップしているのは大変嬉しいですね。

この紙で一筆書けば、万年筆好きの方なら興味を持ってもらえるでしょう。

こちらは、パーカー・ブルーブラックに舶来F。






上の画像は筆記後の裏面。裏抜けは感じられませんね。目の詰まった感じの紙だから

でしょうか。また、げんきさんの記事にあったように、モンブランのパーマネントグレーは

相性がよくありません。同じ顔料インクでも、セーラーの青墨やプラチナのカーボンブラック

ではこのような現象は起きませんでした。モンブランのパーマネントグレーは顔料インクでも

耐水性が弱めなので、インクの作りの違いでこのような結果になったのかも知れません。

インクとの相性に気をつければ、字幅問わず素晴らしい筆記感が得られますので、

大変オススメの紙になります。





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