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レビュー:Pentel Orenz



あちこちで話題になってますね、PentelのOrenz。0.2mm芯を使うペンシルは

過去にもあったのですが、このOrenzは新開発の「オレンズシステム」とやらを

採用することにより、使い勝手が良くなっているそうです。期待できそうですね。





ラミー2000ペンシルは0.5mm、ファーバーカステルグリップ2011は0.7mmを使っています。

ヨーロッパでは0.7mmが主流みたいですね。逆に複雑な文字を使う日本では0.5mmが好まれる。

この細字、太字の関係は万年筆にも共通していますね。







色はホワイト、ブラック、ピンク、イエロー、スカイブルーの五色展開です。

無難にもブラックを選択しました。黒軸にゴールドの文字がいい感じですね。







この絞りがいいですねぇ。スマートな中にもしなやかさが感じられます。

ガイドパイプの細いこと細いこと!これだけで芯なんじゃないかと見まがうほどです。





通常のペンシルだとガイドパイプから少し芯を露出させた状態でないと筆記できませんが、

このOrenzは逆に芯が露出した状態だとすぐ折れてしまい筆記ができません。

上の画像のように、ガイドパイプしか見えない状態が適切な筆記可能状態です。



分解してみましょう。真鍮製のバネとパイプ。バネが通常のペンシルより長いですね。

0.2mmの芯を保持する芯チャックも大変ですよね。たまには労ってあげてください。

ちなみに芯を入れた状態で分解、組立をするとイライラ棒並みの緊張感を味わえます。

優秀なシュタイン替芯でも、0.2mmともなると抜身ではすぐ折れます。







最近のクリーナーピンのないペンシルで芯詰まりが起こったら皆さんはどうしていますか?

わたしは昔から芯を一本取り出して、ガイドパイプに逆から差し込んで摘出しているのですが

授業中にやって教師から「遊ぶな」と注意されたことがあります。社会の理不尽さですね。
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