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レビュー:Pelikan Signum



アスティルのことを「賛否両論」と紹介しましたが、このシグナムについては

圧倒的に「否」が多いです。何故でしょうかね。





インクはエーデルシュタインの2013限定色、「Amber」を入れました。

まさに琥珀色ですね。良い色だけに、限定なのがもったいないなぁ。







M300はあの細さでちゃんと吸引式なのがすごいですよね。

兄弟モデルのM320も含めて、気になる所ではあります。







ゴールド、シルバープレートのモデルやこのマット仕上げのモデル、

全体にヘアラインが施されたモデルなど、かなりのバリエーションがあったようです。

ちなみにわたしの所持しているものは、「Signum560」というモデルのようです。





シグナムが姿を消してちょっと後にニュークラシックという細軸のモデルが出たりも

しましたが、こちらもすぐにカタログ落ちしたようです。

現行ペリカンの細軸といえば、現在はM300ですね。(そんなに細くないですが)







そもそも、80年代の万年筆には流行なのか、こういう仕上げが数多くみられます。



ニブはかなり薄いです。シンプルなつるんとした形状で、この薄いニブで、

14K。よって、ものすごく柔らかいです。EF?これが?といった字幅でもあります。

ペンポイントは小さいので、EFには間違いないのでしょうが。フローも良いです。

が、全体的にフローが渋いのがこのシグナムの常だそうなので、この個体の特長かなと。







規格の統一と消耗品の流通は、万年筆にとって評価の一端ですよね。

その製品独自規格のコンバータを出すのはいいとして、ちゃんと

カタログ落ちした後も流通させてほしいですね。



うーん、偶然似た仕上げのものを手に入れたこともあって、ノブレスとそっくり。





コンバータを3本、ボトルインクを2本手に入れての、ようやく万年筆1本。

ペリカンコンバータって本当に使い勝手がいいんですよ。手に入れておいて損は無い!

このシグナムも、もっと愛してくれる人が増えればいいな、と思います。





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