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レビュー:PARKER 75 万年筆 プラスヴァンドーム



久しぶりの万年筆ですね。そして初めてのパーカー社の金ペンでもあります。

ある意味王道ともいえる、パーカー75万年筆のご紹介です。





パーカー75は60年代の発売で、現在の後継モデルはソネットです。まさにパーカー社の

顔とも言うべき筆記具ですね。とんでもない量が売れたヒット製品でもあります。







パーカー45、デュオフォールドなど、パーカー社の万年筆には数多くの逸品があります。

わたしは万年筆に興味を持ち始めた頃から、いつか手に入れてやろうと思っていました。






シズレパターンはフライターと同じくパーカー社を代表する仕上げで、イギリスの

嗅ぎタバコの箱の文様をイメージして作られたらしいですね。

75専門のコレクターは本当に多いらしく、海外オークションでは75がかなりの高額で

取引されているのをよく見ます。







プラスヴァンドームという響きがそもそもフランスっぽいですが、こちらはまさに

メイド・イン・フランスの製品です。しかしニブにはUSAの3文字が。国際企業の

パーカーらしいといえばらしいですね。







字幅はペン芯の部分にガッツリと彫られていますので、大変分かりやすいですね。

パーカー180もM/XFと記載されていますし、ずっとこうみたいですね。







2カ所には写真のようなすべりどめパターンが入っていますが、残りの1カ所には入って

いなかったりと、この辺は人間工学に強いパーカーのこだわりなのでしょうか。

画像でも分かりますが、ニブ調整用の目盛りが入っていますね。初期生産のものには

数字まで入っていたらしいですよ。







もちろん、回転式コンバータやカートリッジインク、はたまた古いスポイト式のものまで

しっかりと使用することが出来ます。この辺はパーカー社の製品は心配しなくても良いので

大変助かります。75は質の良い中古がオークションにも多々出てきますし、

その生産量の多さから、未使用品が町の文具店に残っていたりもするので、

ご自分の一本を探してみるのをお勧めします。いい品物ですよ。
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