レビュー:CROSS スパイア ブラックキャビア 万年筆 Category:筆記具 Date:2014年05月02日 某キングダムノートさまの6周年記念1万ポイントプレゼントキャンペーンになんと当選してしまいました。ポイントはマップカメラでも使用できますので、前々から気になっていたレンズ代の足しにするか、筆記具に使うか考え中です。 「こいつは本当に細軸が好きなんだな」と思われるかもしれません。そうです。本日はクロス社のスパイア万年筆のご紹介です。 スパイアは今日現在で5種類のバリエーションがあります。このブラックキャビアと同様のパターンが施された3種類と、ラッカー塗装の2種類ですね。 コンセプトは、「さらなる高みを志す」。クラシックセンチュリーを超える製品を・・・という意気込みで作られたのがわかりますね。スパイアには万年筆、ボールペン、ローラーボールの三つのラインナップがあります。 この菱形のパターンが見る角度によって雰囲気が変わって大変面白いです。正面は菱形ですが、少しでも角度が付くとライン状のパターンに見えるんです。ブラックキャビアの名前の通り、キラキラと美しい黒軸です。キャップや軸にところどころ、白色のラインが入るのもいいですね。 このネジですが、留まる角度が三カ所くらいあるらしく、ポストした際にきっちり正面を向かせることも出来ますし、2番目の写真のように、置きやすく30度くらい斜めに留めることも出来ます。うーん、面白い。 ここまで徹底した黒色の万年筆と言えば、シェーファーのデルタグリップもそうでした。が、やはり高級感はスパイアの方が断然あります。あちらはあちらで良い雰囲気なのですがね。ニブはそれはもうガチガチで、筆圧の強めの方や、初めて万年筆を使う方でもあまり違和感なく書けるかなと思います。逆に言えば、金ペンの面白さはありません。 少し文句を付けるとすれば、スリムカートリッジ専用なのにも関わらず、パッケージに付属していたカートリッジが標準サイズのものだったため、軸に収まりません(笑これはクロス社というより販売業者のミスな気がしますが・・・。クラシックセンチュリーもカートリッジ専用でしたが、スパイアという兄弟モデルが出ましたし、クロス社には是非ともコンバータの開発を御願いしたいところです。 PR