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コラム:Pelikanについて



舶来万年筆といえばペリカンとモンブラン、みたいなイメージがありますよね。





インクと万年筆は一本も持っていないのに、コンバータのみ3つも持ってた時期がありました(笑

ヨーロッパタイプにはとりあえずペリカンコンバータ!みたいな感じです。









ペリカンといえば樹脂を重ねて成形した縞模様の軸が一般的ですが、黒軸に緑色の窓のこちらも

クラシカルな感じがして良いですよ。美しいバイカラーの14金ニブに吸引式特有の

使用インク量の多さ。実用性を突き詰めた上に現れる機能美と言いますか。

愛用者が多いのも頷けますね。注意点は見た目より圧倒的に軽いこと。

樹脂軸にしても軽いと重います。









世間的には、ペリカンがこういう細軸を出したこと自体が批判の対象なのでしょうか。

まったく評価されていないシグナムですが、先入観を持たずに見れば良いものだと思います。

まぁ、確かにちょっと安易にこのデザインに迎合しすぎたかな、という感はありますが(笑

同時代の細軸とそっくりで、特にアウロラ社のアウレッタなんかとは本当に良く似ています。







モンブランもラミーも古典インクではなくなってしまいましたね。

変わりに顔料インクがラインナップに増えてきている気がします。時代の流れでしょうか。

鉄ペンだとニブがダメになるだとか、インクが詰まると厄介だとかいろいろな話を聞きますが、

M600にしか入れてないからか、わたしは扱いにくさを感じたことはありません。






2013年の限定色ですが、まだ在庫がちらほらとあるようで、手に入れられるお店があります。

正直な話、あまり使わないだろうなと思いながら買ったこの色ですが、思いのほか良い色で

気に入っているので、逆に困っています。限定色なので次が無いんですよねぇ。

ちなみに2014年はガーネットで、7月出荷予定だそうですよ。







その点、タンザナイトはアンバーと違っていつでも手に入れられるので安心感があります。

同じブルーブラックとしては、古典インクかそうでないかで差別化が図られています。

色のベクトルとしては、ペリカンの古典インクのブルーブラックと似ていると思います。

エーデルシュタインシリーズはフローも良いですし、色も良いものが揃っていますね。

ペリカンは日本では高級筆記具メーカーのようなイメージですが、

本国では蛍光マーカーやら消しゴムやらなんでも作っている総合筆記具メーカーですので

そういう日本未発売製品も売ってほしいなぁ、と思ってしまいますね。
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