コラム:筆記具のケースについて Category:筆記具 Date:2014年04月05日 高級筆記具にはケースがつきものですが、実はわたしはケースに対しては無頓着です。ユーズドの筆記具を買うときも、ケースの有無は気にも留めませんし、今まで記事でもあまりケースを取り上げてきませんでしたので、本日はケースに焦点を当てて行こうと思います。 まずはダンヒル・ジェムライン。ブラウンの合皮(ビニール?)貼りのケースです。筆記具としては至って普通のケースですね。細身のジェムラインを収めるにしては大きめのケースです。 実は一番気に入っているのはこのラミー2000のケースです。ちなみに、2000を買ったからといって必ずこのケースが付くわけではなく、ラミー汎用のケースが付く場合もありますのでご注意ください。紙製のケースですが質感がすばらしく、さすがラミーといったところ。レザー製のペンケースを出しているラミーですが、そこはもうちょっと面白いというか、独特の素材を使って欲しいのはわたしだけでしょうか?2000と同じく、レジンにヘアラインのペンケースなんて出たらすぐに買うんですけども。 セーラー・プロフィット21のケースも一般的なタイプ。ペンを留めるゴムの上からリボンの留め紐がかかっており、ゴムを隠すような感じになっており、この辺の細やかなこだわりが良いですね。プロフィット21は付属の小冊子がとても多かったので、これもいつかまとめて記事にしたいと思います。 ケースだけでいくらかかっているのやら・・・というのがグラフ・フォン・ファーバーカステルの木製ケースです。そのままお部屋のインテリアになりそうな出来はさすが伯爵コレクション。高級ラインらしく、きんちゃく型の一本ペンケースが付属するのもありがたいところ。指紋が気になる人はこの袋に入れて管理しましょう。 80年代を代表する工業デザインのアスティルですが、こと、ケースに関してはむしろジュエリーブランドにありそうなもの。もしかしたらどこかの汎用ケースか社外品かもしれません。むしろ、付属の小冊子の方が気になりますよね。その辺は、次回をお楽しみにということで。 ラミーのバウハウスデザインもドイツ、伯爵コレクションの中世的デザインもドイツ。その対比がいいですね。ファーバーカステルはデザインシリーズも出していますが、こちらはどちらかと言うと工業デザイン系の製品が多いと思います。そちらのケースもまたいつかご紹介したいと思います。 PR