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その後：PARKER 75

手に入れてから書き味にずっと惚れ込みっぱなしなのがこのパーカー75です。

メインのペンケースに入れて、仕事で常用しています。

パーカー45と並んでパーカーの二大巨頭というイメージがあるパーカー75。

いかにもアメリカ的な万年筆でもあります。

XFのニブなので若干しなやかさは感じるのですが、これが太字になるとどうなるのでしょうか。

日本にはF、XFなどの細字系統が入って来ていたらしく、Bなどの太字はかなり珍しいです。

これはシェーファーのタルガなどにも言える傾向らしいですね。

レジストラーズインクとパーカー75の組み合わせは当初からなのですが、

耐水性も黒変もとても面白いインクですね。

紙面によっても色の印象がかなり変わるので試してみることをおすすめします。

こうしてみるとペンポイントが少しずれているような気もいたしますが、

スイートスポットというのは面白いもので、わたしにはとても合った書き味になっています。

わたしの持っているシルバー・プラスヴァンドームやシズレ、ラッカー軸なんかもあったりして

正直廃盤になってしまったのが惜しい万年筆ですね。現在ではソネットが75を受け継ぐ

万年筆になっていると思います。