レビュー:Kobe INK物語 摩耶ラピス Category:インク Date:2014年03月12日 誕生石ならぬ、誕生色が各日に設定されているようで、わたしはラピスラズリでした。 そんなこんなで、いつかラピスラズリのインクを手に入れたいとずっと思っていました。 今回、神戸インク物語を手に入れる機会があり、真っ先に選んだのがこの「摩耶ラピス」です。 摩耶山から望む夜景をモチーフにしたというインクです。ブルーブラックではなく、 完全にブルーの色味ですね。美しいです。 ブルー系で気になったのは長田ブルーですね。 ブルーブラック系のボトルインクも一つほしいなと思っています。 ボトルもジェントルインクのモノだと思います。リザーバは付属していませんが、 ジェントルインクのリザーバは賛否両論なのでわたしは不要かなと思います。 ラピスラズリといえば古代エジプトだと思います。 金のマスクなど、さまざまな副葬品、美術工芸品にラピスラズリが使われました。 日本では瑠璃、または青金石と呼ばれ珍重されたようです。 金色のパイライトが入るものもあり、美しさと豪華さを兼ね備えた石です。 インクではパイライトは不可能ですが、乾いたときの赤光がキラキラとして 美しいです。ラピスラズリのイメージをしっかり反映したインクだと思います。 隣に月夜との比較を書きましたが、ぜんぜん違いますね。 ただのブルーブラックでもない月夜の色味も良いですねぇ。 フェルメールの絵画の青も元をただせば、ラピスラズリから作った 天然ウルトラマリンブルー顔料ですので、イメージ的には似ていると思います。 もう手に入らないですし、比較できないのが残念ではあります。 わたしの性格的に、限定もののインクを手に入れてもなかなか使えないだろうなぁ。 ブログ更新用では小さめの文字を書いていますが、落書きや 宛名書きで大きい文字を書いても、長刀研ぎと摩耶ラピスの良さが味わえますよね。 いつかはそういう記事も書こうと思います。 PR